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2019.1.11.Fri

コンビニの採用成功事例/平日の昼間は正社員を活用

シフト安定の決定版

24時間営業のコンビニは、時間帯ごとに採用ターゲットも異なります。たとえば朝方や日中は主婦さん、夕方から夜までは学生さん、深夜勤務はフリーターという構成が一般的です。ところが、1日に3~4時間程度の勤務を希望するアルバイト・パートをメインでシフトを組もうとすると、シフトに穴が開かないように多めの人数を確保しなければなりません。

人数が増えれば退職リスクも高まるため、年間トータルで見るとどうしても採用コストが上がりがちです。しかも、今の採用マーケットは超売り手。ただでさえ応募者を集めることが難しいため、例年にないほど採用費を使っている
というケースが急増しています。

たとえば週5日・1日8時間勤務という、シフトの柱になる人材が定着すれば、
全体のシフト管理もコスト圧縮も実現する可能性が高まるというものです。
以下でお伝えする事例が、まさにそれを実現しました。

<平日の日中は正社員を入れる>
月曜から金曜の週5日、勤務時間は9時から18時の実働8時間で残業なし。
まるで、オフィスワークのような募集条件ですが、実際に都内の某大手コンビニFC店で
この条件の募集をしたところ、2ケタ以上の応募が集まりました。
ちなみに、年齢層を見ると20代が8割以上。
アルバイトやパートを採用しても、1ヶ月もせずに辞めることもあった同店ですが
採用後数ヶ月しても退職の兆しすらなく、安定して稼働しているそうです。

仕事よりも趣味を重視

採用した正社員の方に、何か特別な業務をやらせているわけでありません。
アルバイトやパートのスタッフと同様に、レジや品出し・清掃・商品の発注など、
店内業務を担当しています。店長が不在のときは売上金の管理なども対応しますが
それらはベテランのアルバイトやパートが対応することも多く、
ことさら特別な業務ではありません。この正社員が定着した理由は
仕事内容や役割・待遇を重視していたわけではない、ということが挙げられます。

「スーツを着る仕事に就きたい」、「手に職をつけて稼ぎたい」という理由ではなく
むしろ「給料はそこそこでいいから、自分の時間を確保したい」と思っていたそうです。
仕事を通じた自己実現ではなく、趣味に時間を費やせる環境を求めていた応募者と、
募集したお店の思惑が一致して、応募→入社→定着が非常にスムーズに進んだのです。

<ブラック企業に対する警戒心>
特に若手層は、万が一にもブラック企業に入ってしまわないようにと情報収集を怠りません。
それで言えばコンビニで働くというのは、誰でも簡単にイメージができますし、
平日の日中だけで残業なしという働き方にブラックなイメージはありません。
明確にやりたいことがあるわけではないが、安定していて「とりあえずブラックではない」
という安心感が、未経験の若手採用において必須事項と言えるでしょう。

平日の日中以外は?

一方で、この正社員がいない時間帯に目を向けてみましょう。
正社員は平日の9時から18時だけの勤務ですが、これ以外の時間帯や週末のシフトは
売上が伸びやすい時間帯のため、平日の日中より時給を高く設定できます。
ですから、それらの時間帯は学生やフリーターなど、限られた時間で稼ぎたい層の
応募を集めることが比較的容易です。さらに、彼ら彼女らに時給の低い時間帯の
シフトに入ってもらう必要もなくなるので、スタッフの満足度も上がるという
好循環も生まれ、採用した正社員だけでなくアルバイトたちの定着率も上がりました。

FC店であれば店舗数を増やすことが業績拡大に不可欠ですから、採用した正社員が希望すれば
既存店や新店の店長を任せる、という選択肢も生まれます。本人にその気がなければ
安定した働き方を正社員として継続するという道もあります。
今回の事例が持つ価値は、現在の働き方に対する満足度向上と将来に複数の選択肢を提供できる。
この2つが両立していることだと言えます。

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