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60代の社長と常務に物怖じせずに進言できる「シニア経理」を採用したい

課題

業務改善を含めた同社の経営に対して、長年培った実務経験や知識をもとに、新しい視点で社長や常務にズバリ進言してくれる人材を採用したい。代表と常務が60代ということもあり、コアターゲットは55~63歳。大手勤めで「深いが狭い業務領域」しか経験してない人はNG。逆に中小企業に勤め、何にでも広く対応してきた実務スキルを持つ人材がベスト。しかし、従来の応募者の多くは「管理職=実務はやらない」や、「第二の人生を無理なく働ければ」というスタンスで働こうとする人達でした。
同社は従業員数40数名の小さな会社。自分の仕事に線を引かず、フレキシブルに動ける人材でなければ定着しない。年齢だけでなく、仕事に対する意識の高さも問われる人材をどう集めるかが課題でした

提案

同社の常務に初めて取材を行い、常務から直接「シニア採用」を続けてきた理由、「シニアでもいい!」ではなく「シニアでなければならない」ことを原稿表現の柱に設定。これにより年齢のせいで自信を持てないシニア層のプライドを刺激し、同社で働く動機づけを図った。使用メディアは「はたらいく」。このメディアの特徴でもある「せきらら求人」で、同社の人材採用における本音と、60代は巣鴨においてはヤングであることを表記。今回の採用ターゲットから見て、渋谷や代官山では「自分は高齢者」でも、巣鴨では通行人や従業員まで年上がほとんどである事実もアピールしました。

結果

応募総数154名。そのうち35%(54名)は女性の応募者で、男性は全体の100名前後となった。

・利用メディア/はたらいく(4週間掲載)
・年齢別応募者/20代…0名 30代…5名 40代…15名 50代…37名 60代…40名 70代…3名
中には社長や役員経験者もいたが、ここから15名に面接したいと打診したところ
15名全員が履歴書・職務経歴書を返信。
さらにそこから常務が独自の価値観と視点で10名にしぼり、一人あたり35~45分かけての面接。
最終3名残り、1名採用に成功。
・採用者プロフィール/63歳男性既婚者 大卒、練馬区在住。元々経理部長を歴任。
4回の転職の中ではプロジェクトリーダーとして店頭公開も経験。60歳の定年からでは派遣社員として勤務。

<採用の決め手> 大企業ではなく中小企業の経理総務全般に関わってきたことや以前は帳簿をつけていたという実務スキル、
協調性の高さ、さらに健康のためのマラソンが趣味であり、読書好き(いまだに知識欲が旺盛)や前向きな考え方など。