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2020.10.30.Fri

育休復帰社員の半数以上が以降のキャリアに不安あり?企業に求められる多様な働き方とは!

育休から復帰した社員を対象とした、「復職後の働き方やキャリアの悩み・求めるサポート」についての調査結果です。これにより、育休取得後の従業員が抱える悩みや、会社に求められる働き方・サポートの体制が明らかになりました。


◇復帰を目指す人のキャリア展望

対象者のうちの約7割が、復職の前に面談を実施しているようです。ただし、その後の会社におけるキャリア展望を持てた人はそのうちの4割にも満たない結果となりました。
※「復職時の会社との面談」についての問いに対し、「面談を行った(制度あり)」が46.6%、「面談を行った(制度はないが、自ら申し出た)」が23.4%。また、「復職後のキャリア展望」についての問いに対し、「しっかり描けた」、「少し描けた」と回答した人は合計37.4%のみ。
なぜそのような結果になっているのかを詳しくみていくと、復帰時の面談時に、「やりたい仕事や働き方の希望を話すのではなく、会社からの決定事項を通告されただけ」などという声も挙がっており、復帰前面談を会社と育休復帰者のキャリアをすり合わせる場として活用できていないケースもあるようです。

◇復職後の悩み・不安
また、「復職後の働き方やキャリアについての悩みや不満」についてみていくと、最も多かったのは「時間内で成果が出せるか」という不安が約54%、次いで「給料や評価が下がる」が約51%、「スキルアップや昇進昇格の機会が遠のく」が約41%など、自身の能力や成果に対する不安が中心となっていました。
さらに、「時短勤務での評価への不満」や「業務量過多」、「過剰な配慮によりやりがいがない」などの声もあり、モチベーションの低下に繋がりかねない様子もありました。

◇会社に求められるサポート体制

復職者からは、「柔軟な働き方」や「明確な、成果による評価」を希望する声が多く、また、個々の状況に合わせたサポート体制の確立も求められているようです。 ただ、決められた制度による画一的な支援だけでなく、個人に対するサポートや相談できる場を希望している様子がうかがえる結果になりました。 ※サポート体制の希望として、「柔軟な働き方ができる体制」が8割以上。次いで、「成果による評価制度」(58%)、「個々の状況に合わせた働き方やキャリア設計のための定期的なフォロー」(56%)、「専門家に相談できる場」(47%)など。

仕事と家庭の両立をめざす「育児・介護休業法」の改正が、令和3年1月から施行されます。ところが、育休復職者は働き方に対する悩みを抱えているパターンが多く、企業側の課題も多いことが分かりました。 多様な働き方を受け入れる、ダイバーシティの浸透が社会での課題となるなか、柔軟な働き方を選択し、仕事に対してやりがいを持てる社会の実現に向けた体制の構築が求められているようです。

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