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2021.5.31.Mon

       

企業のダイバーシティ推進にも繋がる!多様な人材を採用できる新たな採用手法「ブラインド採用」とは?

ダイバーシティ推進にも繋がる!新たな採用手法「ブラインド採用」とは?

近年、性別や年齢・学歴・職種など人材の多様性を活かし、企業の競争力強化を図るため、「ダイバーシティ経営」という言葉が注目されています。今回ご紹介する「ブラインド採用」は企業のダイバーシティ推進に繋がる新たな採用手法です。


ブラインド採用とは?

ブラインド採用とは、応募者の名前や性別、年齢、学歴などの個人情報を除いた、スキルや職歴などの能力だけを判断材料として選考を行う採用手法のことを指します。
ブラインド採用では応募者の情報が限られているため、選考を進める中で採用担当者自身が気付いていない先入観や偏見(アンコンシャスバイアス)が、判断基準に入ることを防ぐことができます。ブラインド採用をうまく活用することで、採用する人材の偏りや画一化を防ぎ、多様なアイデアや考え方を持つ人材を確保でき、ダイバーシティ推進につながるのです。


ブラインド採用が注目される背景とは?

働き方改革の柱として「一億総活躍社会の実現」を目指す中で、企業には多種多様な人材の採用、そして活躍の場を用意することが求められています。そうした社会の中で、性別や年齢、学歴に囚われず様々なバックグラウンドを持つ人材を採用できる「ブラインド採用」が注目されるようになりました。

高齢化が進む日本では、2065年には労働人口が現在よりも4割減少するという予測もあります。※1 ますます優秀な人材を確保することがより難しくなっている中で、ブラインド採用は先入観や偏見に囚われず、多様な人材を採用するための手段として注目されているのです。

※1 出典:みずほ総合研究所


ブラインド採用を導入するメリット

・公平な判断により多様な人材を採用でき、ダイバーシティ推進につながる
すでに述べていますが、ブラインド採用を導入することで先入観や偏見に囚われず、多様な人材を採用することができるようになります。従来の採用手法では、男女の性差、年齢によるフィルターや学歴フィルターなどによって、優秀な能力を持っていても採用の対象除外されてしまう人材が生まれてしまっていました。こうした状況も、個人情報を除きスキルや職歴などの能力だけで判断することで、あらゆる人材を公平に判断でき採用することができます。

・多種多様な人材が活躍することで新たなアイデアが生まれる
長い間採用に関わっていると「こういう価値観を持っている人はうちの社風に合いそうだな」といったように、同じ価値観を持つ人材を評価、採用してしまうことはないでしょうか?このように同じ価値観や性格を持つ人材が集まってしまうと、思考やアイデアが偏り、イノベーションが生まれにくい環境になってしまいます。こうした環境では、目まぐるしく変化していく社会や消費者の嗜好、価値観に合わせて動くことが難しくなってしまうでしょう。ブラインド採用を導入することで、様々なバックグラウンドや価値観を持つ人材を採用でき、社内に新しい風を吹かせ活性化させることができるのです。

・採用基準を統一することができる
ブラインド採用を導入することで、採用担当者(面接官)ごとのアンコンシャスバイアスを排除することができるので、社内で統一した採用基準で人材を確保することができます。


ブラインド採用を導入することで生じるデメリットとは

メリットも多いブラインド採用ですが、その一方でいくつかデメリットもあります。

・採用活動が長期化してしまう
ブラインド採用では個人情報によるフィルターを排除し、資格や職歴以外でスクリーニングが掛けられないため、採用対象が増えてしまいます。応募者から提出されたレジュメにしっかりと目を通さなければいけないため、従来の採用手法に比べて、採用活動が長期化してしまいます。いつまでに採用しなくてはいけないのか?など全体のスケジュールについてはしっかりと想定しておくことが重要になります。

・入社後にミスマッチが起こる可能性がある
ブラインド採用では、応募者をスキルや職歴などの能力で判断するため、自社の社風や想いと応募者の価値観や性格がマッチするかどうかは事前に判断できません。そのため入社後にミスマッチがが起き、早期離職につながる可能性もあります。
ブラインド採用においてミスマッチを防ぐためには、どこまで情報を隠すか?という点が重要になります。能力以外のすべてを隠すのではなく、応募者の仕事に対する価値観や譲れない想いなど、自社の社風にマッチするかどうかの判断材料は残しておくことで、ミスマッチを防ぐことにつながります。


まとめ

いかがでしたでしょうか。企業のダイバーシティ推進につながるブラインド採用はメリットも多く、上手く活用することが出来れば社内に多様性をもたらすことができます。しかしその一方、従来の採用手法とは大きく異なるため、導入するにあたっては綿密な制度設計が必要になります。自社に適した採用手法なのか、じっくりと検討したうえで判断していきましょう。

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編集・執筆/株式会社アクシアエージェンシー WEBマーケティング推進

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