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2023.11.1.Wed

       

人材紹介会社が紹介してくれない!? 紹介数を増やすためのポイント



求人広告だけでは採用充足が難しくなってきた昨今、人材紹介会社(エージェント)を利用する企業様も多くなっています。しかし、「人材紹介会社からなかなか人材を紹介が来ない」「紹介されても条件に合わない人材ばかり…」など、うまく採用に繋がらないとお悩みの採用ご担当者様も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、人材紹介会社からの紹介数を増やすための具体的な施策・ポイントを解説します。


人材紹介会社が紹介してくれない理由


人材紹介会社からの紹介がなかなか得られない理由は、いくつかの可能性が考えられます。ここでは、それらの理由について解説していきます。

◆ 自社の優先順位が低くなっている


まず考えられるのが、エージェント(リクルーティング・アドバイザー)のなかで自社の優先順位が低くなっている可能性です。

人材紹介会社は慈善事業で人材紹介を行っているわけではなく、求職者を企業へ紹介し、入社の決定(成約)によって報酬を得ています。担当のエージェントも一般的な営業部のように、成約件数によって社内での評価を得ているので、「成約につながりやすい会社」への紹介を優先します。

エージェントが自社に対して「求める人材の理想像が高すぎて紹介しにくい」「担当者の態度が悪いからやり取りしずらい」といったネガティブな印象を抱いていると、必然的に紹介の優先順位が下がり、後回しにされてしまうというわけです。

◆ 職種・業界が人材紹介会社とマッチしていない


人材紹介会社の不得意な業界・職種で依頼していると、なかなか紹介を得られません。

大手の人材紹介会社などは業界・職種を問わずに依頼を請け負いますが、実は人材紹介会社には得意な業界・職種があります。実際にweb業界エンジニアなど、特定の業界・職種に特化した人材紹介会社は少なくありません。

「以前に良い人材を紹介してもらったから、別の職種でも任せよう」と考える人事担当者は多いですが、人材紹介では必ずしもそれで上手くいくとは限らないのです。

◆ 担当者のスキル不足


純粋に担当者のスキルが不足しており、紹介が得られないこともあります。「レスポンスが悪い」など明らかな対応の不備がある場合は、担当者の変更を検討する必要もあるでしょう。




人材を紹介してもらいやすくする6つのポイント


人材紹介会社側の事情を踏まえて、人材を紹介してもらいやすくするための対応のポイントをお伝えします。

◆ 人材要件を明確にする


人材紹介会社からの紹介を活発にするためには、まず人材要件を明確にしておかなければいけません。人材要件とは、経営理念や戦略を踏まえて、自社が必要としている人材の人物像をまとめたものです。

人材要件が曖昧なままだと、担当者もどんな人材を紹介すればよいかわからないため、他の人材要件が明確な企業への紹介を優先してしまいます。

また、人材要件は人事や経営層のみで決めず、配属予定の部署の意見を含めて定める必要があります。せっかく紹介された人材も、現場の求める人物像と乖離していては採用につながらないからです。

◆ 競合他社に劣らない待遇を用意する


紹介を受けるためには、競合他社に劣らない待遇を用意することも欠かせません。

少子高齢化による人口減の影響から、採用市場は「売り手市場」で推移しています。求職者は当然ながら待遇の良い会社を選ぶため、いくらキャリアアドバイザーがおすすめをしてくれても、そもそもの待遇が悪ければ求職者からの応募が得られません。

自社の求人内容が採用市場に即しているかについては、エージェントに確認すれば適切な水準を提示してくれるはずです。

◆ エージェントとのやり取りを積極的に行う


紹介を受けるためには、エージェントとのやり取りを積極的に行うことも大切です。人材紹介会社に依頼すれば任せっきりでいいだろうと考える人事担当者もいますが、実際にはエージェントとの密な連携が欠かせません。

とくにエージェントとのやり取りのなかで期限希望を曖昧にしていると「緊急性が低そうだから、優先順位を落としてもよいか」と考えられてしまい、紹介が後回しになってしまう恐れがあります。

採用活動の緊急度は、各企業によって異なります。エージェントからしても緊急性の高い案件は成約につながりやすいため、積極的に人材を紹介するようになります。エージェントとのやり取りでは前のめりの姿勢を見せておき、「この案件は成約につながりそうだ」と印象づけることも大切なのです。

ただ、しつこく進捗を確認してもエージェントの業務を妨げるだけなので、距離感は適切に保ちましょう。



◆ 採用・不採用の理由を共有する


候補者の採用・不採用の理由をエージェントへ共有することで、エージェントも紹介を行いやすくなります。評価のポイントを具体的に伝えれば、今後も似た人材を優先的に紹介してくれるようになります。

また、不採用の理由が曖昧だと、エージェントからすれば「あの会社はよくわからない理由で不採用にするから、紹介しにくい」と躊躇わせる原因となるので注意しましょう。

◆ 候補者に対して誠実に対応する


採用活動の基本ではありますが、紹介された候補者に対して誠実に対応することも徹底しなければいけません。

「候補者が自社の求める水準に達していない」などの理由で、候補者にいい加減な対応をしてしまうと、自社のイメージのみならず人材紹介会社の印象も悪くなってしまいます。そうなれば、当然ながらエージェントも自社への紹介を控えるようになります。

候補者に対する不満はエージェントにフィードバックするとして、面接(面談)時は誠実な対応を心がけましょう。

◆ 採用代行サービスの活用


上で紹介した対応が難しい、リソースが足りないなどの課題を感じている場合、採用代行サービスを活用するのも方法のひとつです。

採用戦略の立案や人材要件の作成など、社内にノウハウがない場合は専門家の知見を頼ることも検討すべきでしょう。




まとめ


人材紹介会社の仕組みや性質を理解すると、人材紹介が得られない理由も浮き彫りになっていきます。

とくに、エージェントが成約件数によって社内での評価を得ていることを理解すれば、採用(成約)が自社・エージェント双方の利益になることがわかり、同じ目標を目指すパートナーとして協力できるようになるでしょう。

自社の対応を誤らず、エージェントとの信頼関係を構築できれば、自然と紹介も増えていくはずです。

◆ アクシアエンージェンシーの人材紹介サービスについて


弊社では、ハイクラス・エグゼクティブ人材を専門とした人材紹介サービスを展開しております。
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編集・執筆/株式会社アクシアエージェンシー HRコンサルティング部

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