「地方で採用できない」を解決！地方の求人募集を成功させるオススメの採用手法をご紹介いたします

都心部と比べて労働人口が少なく、地元志向が強いなど地域ごとの特性もある地方のエリア。地元の企業はもちろんですが、全国に支店や店舗を展開している企業でも「地方の特定地域で採用ができない！」と困ることも多いのではないでしょうか？最近ではお客様から地方のオープニング募集や中途採用について採用が上手く進まないというご相談をいただくケースが増えています。

当社では総合広告代理店として全国のあらゆる採用手法のご提案をしており、その中で地方の求人においても効果的に採用ができるノウハウがあります。そこで今回は、そのノウハウをもとに、地方の求人募集を成功させるオススメの採用手法をご紹介します。

「地方」の定義とは

まず地方という言葉の定義ですが国土交通省では「三大都市圏を除く地域」と定義されています。三大都市とは東京圏（東京都特別区、さいたま市、千葉市、川崎市、相模原市他）大阪圏、名古屋圏のことを指し、これ以外の地域が地方となります。

札幌や福岡の中心部など一部例外はありますが、労働人口の少なさや交通の不便さなどから採用が難しい郊外の地域が多いのが地方と言えるでしょう。

地域ごとの採用手法は限られている？

地方での採用で一番問題になるのは、採用手法が限られていることです。

三大都市圏であれば総合的なWEB媒体（タウンワーク、バイトル、マイナビバイト、リクナビNEXT、en転職など）はもちろん、属性・専門性に特化したWEB媒体（主婦ジョブ、ジモティー、女の転職、Greenなど）など、ネット広告だけでも幅広い選択肢があります。フリーペーパーのタウンワークやアイデムもありますし、Indeedや求人BOXに代表される求人検索エンジンもあります。

もちろんWEB媒体であれば地方で掲載することも可能ですが、三大都市圏と比較して媒体の「認知度が低い」「ユーザー数が少ない」ということもあり効果が出にくいのが現状です。

地方のアルバイト・パート採用にオススメの採用手法

地方のアルバイト・パートの採用を成功させるためにオススメの手法は3つあります。

◆ オススメ手法① 地元媒体での募集

1つ目の採用手法は地域に根差した地元媒体での募集です。

例えば北海道であれば「シゴトガイド」「ジョブキタ」「アルキタ」、山口県の「もってけ！」、岡山県「オカジョブ転職」九州地方の「あつまるくん」など、日本各地に、地域限定の求人広告があります。

まずは、これらの地域に根差した求人メディアを利用して求人広告を出すのが効果的です。

◆ オススメ手法② 求人検索エンジンでの募集

2つ目の採用手法はIndeedや求人ボックス、Googleしごと検索に代表される求人検索エンジンでの募集です。

求人検索エンジンはSEO対策がされており、GoogleやYahoo!で検索をかけたときに求人に関する多くのキーワードで検索結果画面に上位表示されます。一例になりますが下記がGoogleで「長野市　求人情報」と検索した際の検索結果画面になります。



一番上位表示されるのがリスティングの広告枠になります。その下にGoogleしごと検索（Googleの求人検索エンジン）があり、自然検索の上位にはIndeedが表示されています。

地方エリア×求人関連のキーワードで検索すると、求人検索エンジンであるIndeedや求人ボックスが上位表示されるケースが多く、地方エリアでも多くのユーザーを獲得できていると考えられます。

◆ オススメ手法③ 採用Webマーケティングでの募集

3つ目が採用Webマーケティングと言われる採用サイトのWeb広告運用です。

上記図で示したように、リスティング広告を運用すれば狙ったキーワードで自社の採用サイトを上位表示させることができます。また、狙ったターゲットにバナー広告の配信 なども可能ですので、多くの情報に埋もれることなく、自社の求人情報を求職者に届けることができます。

一方で選定するキーワードや単価、配信エリア・ターゲティング、広告文の設定など、Web広告の運用には専門のスキル・ノウハウが必要になります。

当社では採用Webマーケティング領域に力を入れており、地方の求人案件もWeb広告運用で大きな成果を出しております。地方採用にお困りの際にはお気軽にご相談ください。

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採用成功事例① スーパーのオープニングスタッフ募集

◇募集地域
福岡県

◇採用Webマーケティングの導入背景
採用Webマーケティング導入以前は、タウンワークやindeed、折り込み広告などで大々的に募集をかけていましたが応募数が減っており、オープンまでに間に合わないケースが多発。求人広告以外で募集を検討していました。

◇結果
応募者獲得のためリスティング広告・オープン告知も兼ねたディスプレイ広告を採用。既存手法での応募単価2万円だったが、WEB広告では応募単価3,500円と圧倒的な効果差を実現しました。

採用成功事例② 飲食店のホール・キッチンスタッフ募集

◇募集地域
宮城県

◇採用Webマーケティングの導入背景
オープニングスタッフとして100名近くの採用が必要でしたが、求人媒体では充足せず、オープン間近になってもスタッフが足りない状況でした。

◇結果
募集店舗から30分以内で通勤可能なエリアにリスティング広告・ディスプレイ広告を配信。採用予定人数が充足しただけでなく、応募単価17,000円からWEB広告では応募単価約9,000円と、採用単価を下げることにも成功しました。

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地方の正社員採用にオススメの採用手法

地方における正社員の採用手法は求人広告や人材紹介などありますが、ユーザーは三大都市圏中心となっています。そんな地方でオススメの採用手法は、最近利用ユーザーが増えているダイレクトリクルーティングです。

「攻めの採用」と言われるダイレクトリクルーティング（ダイレクトソーシング）は、採用企業から直接求職者にアプローチできるのがポイントです。求人広告の掲載や人材紹介会社に依頼して応募が来るのをただ待つのではなく、企業側から欲しい人物を直接口説けるため、認知度の高くない地方の企業においても採用の可能性は高まります。

また、新型コロナウィルス拡大移行のテレワークによる地方への移住やUターン、Iターンでの転職が増えているので、採用市場としても地方採用において良い人材が確保できるチャンスは広がっています。

まとめ

いかがでしたでしょうか？

地方エリアでの採用成功においては三大都市圏とは違う採用手法を選択する必要があります。また、採用手法の変更だけで解決できないこともありますので、その際には改めて市場調査・競合調査を実施し、自社の勝ち筋を見出すことが重要になります。

ご相談は無料ですので、地方採用にお困りの際にはお気軽にお問い合わせください。

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編集・執筆/株式会社アクシアエージェンシー 採用コンサルティング事業部
 

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