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2024.3.1.Fri

       

40代のハイクラス転職事情とは?転職成功のために必要なスキル・意識すべきポイントも解説

ハイクラス採用×40代

40代は社内で重要な役割やポジションを任され、一層キャリアに厚みが増してくる年代です。だからこそ、「現状に甘んじることなく、さらに上の役職や収入を目指したい」という方もいるかもしれません。一方で、「いくらハイクラス層でも、40代では年齢的に採用の土台に上がらないのではないか」という不安の声も聞かれます。

そこで今回は、40代のハイクラス転職事情についてデータも交えながら紹介します。また、40代がハイクラス転職を成功させるために必要なスキル・意識すべきポイントも解説しますので、ぜひ参考にしてみてください。

■40代のハイクラス転職にまつわる実態とは?


実際のところ、40代でハイクラスのキャリアへの転職は可能なのでしょうか。ここでは、データも踏まえながら転職市場の実態について解説します。

(1)求人の数は若手人材より少ない


40代のハイクラス層は、20・30代のようにプレイヤーとしてではなく、経営層や管理職としての働きを期待されます。また、給与水準が高いぶん即戦力として高い貢献度を求められるため、まったくの未経験職種へ挑戦するのも難しくなるでしょう。そのため、求人の母数も減ってしまうのが現状です。厚生労働省の調査(※)によれば、25~29歳の転職転入率(転職で入職した人の割合)が25.4%なのに比べて、40~44歳は18.7%、45~49歳は12.2%と下がります。つまり、若年層より転職の難易度が上がることへの覚悟が必要でしょう。

※参考:2019年(令和元年)雇用動向調査結果の概要|厚生労働省

(2)「過去の経験」が逆にネックに


40代は経験が豊富にあるぶん、専門スキルやマネジメント能力は評価されやすい一方、「順応性」が不安視されるケースもあります。「価値観が確立しているため、新しい風土になじみにくいのではないか」「時代の変化に対応しにくいのではないか」と企業に判断され、柔軟性の高い20代・30代が採用されてしまうこともあるでしょう。そのため、40代は過去の経験を生かしつつ、どれだけ自分を柔軟に変えていけるが成功のカギなのです。

(3)「タイミングと努力」次第で強いマッチングが可能


40代のハイクラス求人は経営に近いポジションや管理職が中心になるため、基本的に空きが出たタイミングで募集がかかります。そのため、長期戦で入念に求人をチェックしつつ、時期を逃さず応募する姿勢が重要です。特に中小企業や新興ベンチャー、新規事業を立ち上げる企業などのなかには、経験豊富な中核人材として40代を希求する企業もあります。採用ニーズの合致する企業を根気強く探すことで、転職の成功率も高められるでしょう。


■CxOの転職の求人は増加傾向!


キャリアアップを図る手段として、転職してCOO(最高執行責任者)、CFO(最高財務責任者)といった、いわゆるCxO取締役に着任する——という考え方があります。
実際、特定の事業分野において経験が豊富な人材を役員として招き入れるのは、とくにスタートアップやベンチャー企業では決してめずらしくないケースと言えるでしょう。

「そもそも役員やCxOを外部から採用しようとしている企業がどれくらいあるのか?」
「役員に着任することを前提に転職することが本当に可能なのか?」と疑問に思う方も多いと思います。
結論から言うと、「役員やCxOとして転職することは可能」ですし、「多くの企業で、外部から経営層の人材を採用」しています。

例えば、ハイクラス向けの転職サービス「ビズリーチ」のサービスで「経営者・CEO・COOなど」で求人検索をかけると、日本全国で約400件の求人がHITします。つまり、今現在においても国内の数多くの企業が経営層・役員の採用活動を行っているということでしょう。

最も有力な候補となるのは「他社で経営層の仕事を経験してきた人」です。
他にも、事業責任者や部長職など、組織や部署を束ねるポジションで活躍してきた人や、特定の分野に関する専門知識を持つ人をCxOとして抜擢することは十分にあり得ます。近年ではこうした動きはますます活発化しており、とくにベンチャー企業においては経営層やCxOを募集するケースがめずらしくなくなりつつあります。


■40代がハイクラス転職で求められる資質・スキルとは?


40代はハイクラス転職で、企業からどのような能力を求められるのでしょうか。ここでは一般的に必要とされる4つの資質・スキルを紹介します。

(1)組織運営に関する能力


40代はCXOや管理職をはじめ、組織の運営に携わる求人が大半を占めます。そのため、チームのメンバーを巻き込みながらプロジェクトを推進し、成功に導くための「マネジメント能力」は不可欠です。また、経営に近いポジションを任されることも多いからこそ、会社全体の方向性や競合の動きを把握する姿勢も求められます。

(2)職務の専門性


40代はプレイヤー、管理職にかかわらず、職務の専門スキルは必須です。というのも、部下を指導する際は先達者として手本を示す必要があります。また、組織や事業を成功に導くためには業界に関する専門知識が不可欠です。選考では自身の専門性の高さを「定量的な実績」と合わせて語れると、説得力が増すでしょう。

(3)ポータブルスキル


ポータブルスキルとは、職種・業種にかかわらず生かせる能力のことです。例えば、筋道を立てて冷静に考えられる「論理的思考力」、人前で自分の意見を理路整然と伝えられる「プレゼンテーション能力」などが挙げられます。社会人経験の長い40代にとって、ポータブルスキルは若年層の人材と差別化を図る武器になるでしょう。

(4)柔軟性と協調性


40代は価値観が確立している世代だからこそ、新しいことを柔軟に受け入れ、順応するための努力が求められます。例えば、志望先の企業理念に深い理解・共感を示すのも一つの方法です。また、過去に考え方の違う部下とうまく協業できるようになった経験がある場合は、それをアピールすることで協調性の高さを示せるでしょう。


■40代がハイクラス転職で成功を引き寄せるポイントとは?


40代がハイクラス転職を成功させるためには、どのような点に気をつければよいのでしょうか。ここでは、大きく5つのポイントについて解説します。

(1)妥協できること・できないことを決めておく


ハイクラス転職を考えるにあたり、年収や役職はあまり妥協したくない条件でしょう。ただ、40代は求人数も限られるため、就業時間や休日、オフィスの場所などすべての希望がかなうとは限りません。そのため、転職活動を始める前に「妥協できること」「譲れないこと」を整理しておくと、企業選びの迷いも少なくなるでしょう。

(2)キャリアの棚卸しをする


40代のハイクラス転職でありがちなのが、経験や実績が多いぶん何をPRしてよいか迷ってしまうケースです。こうした事態を防ぐためにも、一度自身のキャリアを振り返り、身についた能力を整理するようにしましょう。キャリアの棚卸しをしておくことで、選考の場でも市場価値の高いスキルを厳選してアピールしやすくなります。

(3)企業研究を入念に行う


人によっては40代が「最後の転職」となり、腰を据えることも考えられます。そのため、企業研究を入念に行い、自身に適した職場かどうかを検討することが大切です。例えば、給与や休日制度などの労働条件だけでなく、企業理念や社風、サービスの特徴、マネジメントスタイルなど、詳細に把握するとミスマッチも減らせます。

(4)できるだけ多くの転職情報に触れる


40代のハイクラス転職では求人数も限られるため、情報網を広く張っておくことが重要です。例えば、転職サイトは複数登録し、転職エージェントも積極的に活用することを心がけましょう。また現職と同じ業界に限らず、自身の経験を生かせる業種の求人は幅広くチェックしておくと、意外な好機にも巡り会いやすくなります。

(5)ハイクラス求人に強い転職エージェントに相談する


年収アップを目指す方は、ハイクラス求人に特化している転職エージェントの利用がおすすめです。年収帯が高いコンサルティング、金融、医薬などの業界や外資系企業、管理職ポジション、経営企画や事業企画など、より経営に近いポジションも当てはまります。

なお、「CxO」「役員」や大手企業の「事業部長」以上クラスの場合、「エグゼクティブ求人」と呼ばれることもあります。
企業にとって戦略の根幹を担う重要ポジションであるほど、求人は一般に公開されないケースが多くなります。求人は非公開にして転職エージェントやヘッドハンターなどに依頼し、要件に合う人材の紹介を受ける形で採用が行われます。メンバークラスの求人は多数の転職エージェントに同時に依頼を出している企業でも、ハイクラス求人については特定の転職エージェントやヘッドハンターのみに絞って依頼していることもあります。


■ハイクラス転職やCxOとしての転職ならアクシアエージェンシーのコンサルタントへご相談を




ハイクラス転職を実現するためには、現職でのスキルや経験をアピールし、転職先に高く評価してもらうことが必要不可欠です。自身の評価を正しく理解し、企業が求める人材を理解するのは難しいため、効率良い転職活動をしたい方には、転職エージェントの利用がおすすめです。

アクシアエージェンシーはハイクラス転職に強く、年収が上がりやすいエグゼクティブクラスのポジションの求人を多く扱っています。

弊社実績(一例)

・30名規模Web3.0ベンチャー:事業開発マネージャー
・20名規模HRTech企業:プロダクトマネージャー
・50名規模不動産ベンチャー:顧問採用

「転職で年収を上げたい」「どんな求人があるか具体的に聞いてみたい」「まだ転職については検討中だが、いいところがあれば紹介してほしい」などございましたら、以下よりお気軽にお問い合わせください。ご相談はすべて無料で行っております。


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編集・執筆/株式会社アクシアエージェンシー HRコンサルティング事業部

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