【採用担当者必見！24卒・25卒採用向け】理系学生を採用するにはどうしたらいい？文系学生との違いや気を付けるべき点とは？

近年ではテクノロジーの進展によるDX化やITエンジニア職の需要の高まり、2025年問題による建設技術者や施工管理の人手不足が起こり、理系学生の採用に苦戦されている企業が多い印象を受けます。
また、「ウィズコロナ」のフェーズに入り、採用を再開する企業や、採用予定人数を増やす企業が多くなったため、売り手市場が加速しています。

そのような状況では、理系学生を採用したい企業がなかなか学生と会えないという状況が発生してしまいます。

理系学生を採用するには、具体的にどうしたらいいのでしょうか。
学生の動きから、情報をお伝えしようと思います。

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理系学生の就職活動状況

今年9月に株式会社ディスコから発表された「2023卒 理系学⽣の就職活動」によると、就職活動の終了時期は、割合が最も大きい時期は下記のとおり公表されています。

土木・建築系：3月（34.5%）
機械・電気系：4月（28.6%）
情報系：4月（29.8%）
化学・農学・薬学：5月（26.7%）
※参照：2023卒 理系学⽣の就職活動（専攻分野別）　キャリタス就活/株式会社ディスコ

また、同資料内の「就職決定企業で働きたいと思ったタイミング」では、情報系の学生を除き、「インターンシップ等のプログラムに参加したとき」が最も高い割合を占めています。

この結果から、インターンシップに参加したことがきっかけとなり、早いタイミングで就職決定していることがうかがえます。


さらに、同社から今年4月にリリースされた「2023卒 理系学⽣の序盤の就職活動」では、インターンシップ情報をよく探した時期について、「6月・７月」が最も多く、6月～12月にかけては徐々に減少していることが分かります。
※参照：2023卒 理系学⽣の序盤の就職活動（専攻分野別）　キャリタス就活/株式会社ディスコ

■理系採用に向けてすべきこと

◆インターンシップの開催

前述の通り、理系学生は文系学生に比べ、インターンシップへの参加やそこからの就職決定が多いです。
また、 文系学生に比べ、一人当たりのエントリー数が少ない傾向にあるため、いかに早めの段階から認知・理解させ、エントリーしてもらうかが鍵となります。

◆早期選考

多くの理系学生は3年生の1月～4年生の5月の間で内定をもらっています。
理系学生が就職活動を行っている間に選考を進めなければ、就職候補企業に入るのは難しくなると考えられます。

◆採用の幅を広げる

高校卒、高専卒、専門卒、短大卒、大卒、院卒、既卒など、網羅的に学生がエントリーできる制度がある方がエントリーを集めやすいです。

また、高校卒や専門卒では、学校訪問を行うことで、直接認知してもらうチャンスにもなります。
その学校から定期的に採用できると、毎年の採用人数を担保できるようになっていくでしょう。

まとめ

理系学生は、研究や院進学などで活動量が少ないからこそ、いかに早期認知してもらうかが重要となります。
また、インターンシップ経由での就職決定も多いため、早めにインターンシップを開催することで採用決定に近づけられるでしょう。


新卒採用についてお悩みがございましたら、どうぞお気軽にご相談ください。


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編集・執筆/株式会社アクシアエージェンシー　HRコンサルティング事業部

 

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