メニュー

KNOWLEDGE

具体的な課題解決の事例をご紹介します

About our service and solution

2023.12.13.Wed

       

【埼玉エリア】他媒体で0応募⇒リクナビNEXTで応募19件!採用難職種・駅から遠い勤務地でも20代・30代をしっかり採用!

【埼玉エリア】他媒体で0応募⇒リクナビNEXTで応募19件!採用難職種・駅から遠い勤務地でも20代・30代をしっかり採用!

採用をお手伝いさせていただいたのは、製造工の募集。仕事の具体的なイメージがつきにくく、採用が難しいとされる職種のひとつです。そこでこの記事では「なにがこの仕事の面白味なのか」をわかりやすく表現することで「極めどころ満載の誇り高い単純作業」へと転換し、20代・30代をしっかり採用できた事例をご紹介いたします。

■製造業における若手採用の状況について


経済産業省「2023年版ものづくり白書」によると、製造業における若年層(34歳以下)の就業者数は、2002年から2012年ごろまで減少傾向が続きましたが、その後はほぼ横ばいとなり、2022年で約255万人となっています。

製造業就業者の中に占める若年層割合からみると、製造業と非製造業の両方において、2002年の30%超えから、2022年には約25%に減少しており、製造業において若年層が採用しづらくなっている環境です。
※参考:経済産業省「2023年版ものづくり白書」


■企業概要・採用ニーズの概要


創業100年、ニッチなBtoB商品をメインとした老舗メーカー様です。高品質な商品を作り続け、100年に渡り堅調な成長を続ける安定企業となります。

今回は埼玉にある工場で、長く活躍してくれた50代のベテラン製造工3名が相次いで家族の介護のため早期退職になる見込みがあり、欠員補充のご依頼。メインは欠員補充だが、できれば将来を見据えて若手の採用ができれば尚良いとのお話でした。


■採用課題


上記のように魅力的な企業様である一方で、埼玉工場は最寄り駅から車やバスで10分という立地。試用期間後の月給も県相場の-1.5万円、首都圏相場より-2万円と少し下回っている。商品はニッチで未経験な求職者にとって商品名ではなかなかピンと来づらく、若手採用がなかなか採用しづらい製造工という採用ハードルもありました。

社員の定着率が良くなかなか欠員が出ない企業様のため、求人募集自体お久しぶりでしたが、このような背景から直近の他媒体やハローワークでは応募がありませんでした。


■今回取り組んだこと


今回取り組んだことは大きく3点です。

1つめは仕事の詳細を知り、難しさ、やりやすさ、やりがいを知ること。
2つめはこの企業様の持つ魅力は何かを徹底的に考えること。
3つめはこの企業様の魅力に共感し応募してくれる人を具体的にイメージするペルソナ設計をしながら、その人にどんなメッセージを・どうやって届けるかを決めることです。

1:仕事の詳細を知ること


正社員の募集であれば、求職者にとって「自分が今後何年も続けられる仕事内容なのか」」という点は非常に重要になります。一方でBtoB系商品の製造工程や業務内容がパッと思い浮かぶ未経験者は少ないでしょう。さらにその仕事の難しさや、逆に「未経験の自分でもできそう」と思える点、それらの先にある“やりがい”まで理解するには、企業様側の発信が不可欠です。

どんな製造工程に分かれているのか、その時に商品はどんな形になっていて、何人くらいで、なにを使って、どのように手を加えると、どのような姿に変わるのか。それらの工程は最終完成品にとってどのような意味があるのか。これらを一つ一つ確認させていただき、下記のような魅力が見えてきました。

・すべての工程は機械化されており、ある意味では単純作業。ベースは1年もあればできるようになる
⇒未経験者が飛び込みやすい仕事内容になっている。

・やり方さえ覚えてしまえば、その業務とひたすら向き合い続ける仕事。
⇒1つの業務に没頭したいタイプの方には嬉しい環境が整っている。ただしこの部分は人により合う・合わないが明確に分かれる。

・しかしそれはあくまでベースの部分の話。最後の仕上げは匠の技。天候・気温・湿度などを踏まえたミリ単位、秒単位の微調整の妙技の先に高品質な商品が出来上がる。
⇒10年単位の時間をかけて同じ仕事を極めるやりがいが存在する。

ここで、この求人の最大の魅力は、実は製造工という「仕事内容」そのものだと思いました。

2:この企業様の持つ魅力は何かを徹底的に考えること


お客様から最初に「うちは他の会社みたいに社員みんなで飲みに行ったり、BBQとかやらないし、採用難しいのかな」とご相談を受けました。他媒体やハローワークでの求人活動が想像以上に厳しく、ご不安な様子でした。

実は近年、飲み会やBBQについていろんなご相談を受けます。「最近の若者はそういうの嫌いなんでしょう?」というパターンも、「そういうのやらないと社員の仲が悪いように見えてしまうの?」というパターンも両方ともにございます。

結論、あった方が良い・悪いは、狙いたい採用ターゲットによります。
例えば、職場の雰囲気として人と人の距離が近く、プライベートでも一緒に遊びに行くような方が多い場合、その職場に馴染みやすい人材もその距離感を好む方である可能性が高いです。飲み会やBBQがあることをメリットと感じてくれるのではないでしょうか。
逆にオンとオフをきっちり分けたい方や、黙々と自分の業務に向かうことを好んでいる方の場合、コミュニケーション頻度が少なめであることや、飲み会がないことがメリットになりえます。コミュニケーション頻度が少なめであることと、人間関係が悪いことはイコールではありません。

大事なのはその職場の全体的な雰囲気をとらえた時に「この職場で長く活躍してくれる人はどんな人か?」を考えることです。そしてその人にとっての「ちょうど良い距離感」はどれなのかです。コミュニケーションを密に取りたい、BBQを職場の仲間と一緒に楽しみたいと思っている人材が、コミュニケーション頻度が少なめな職場に入ると、既存の社員さんも入社された方も双方に不満が生まれかねません。退職理由の上位に常にランクインする「人間関係」ですが、このような些細なミスマッチも要因の1つであったりします。

今回の企業様のケースでいえば、飲み会もBBQも社員を思えばこそ「なし」が良いのです。この仕事が得意な方は、黙々と仕事に向き合い、己の技術と向き合うような方です。職場の雰囲気としてもお互いに干渉しすぎず、けれど指導やサポートが不足しているわけでもない。これがこの職場にとっての「ちょうどよい距離感」なのです。

実際に、真面目だけど、口下手で不器用というタイプの方こそ良く活躍していたり、転職回数が多くこれまで1つの職場で長続きしなかったという方が、入社されてからはずっと定着しているというケースが多いようです。また、そんな社員さんたちを大切に想う社長は「本人が希望する間は定年を過ぎても再雇用する。長く続けて欲しい」と仰っており、人材をとても大事にしていらっしゃることも見えてきました。これらは全てこの企業さまの強力な魅力です。

求職者はBBQなど華やかなイベント自体が大事なのではなく、その裏側に見える職場の雰囲気が「自分にとって居心地が良いか」を見ています。大抵の場合、職場の雰囲気は簡単に変えられませんので、自社の雰囲気に合う人はどんな人か?を明確にして採用ターゲットにすることが大事なのです。

3:ペルソナを設計し、ターゲットへ、何を・どうやって伝えるか


今回の求人をする上での、必要要件・採用課題・仕事の魅力・企業さまの魅力が見えてきました。この情報から、必要要件を満たす人材のうち、採用課題を乗り越え、この仕事内容と企業様に魅力を感じてくれるのはどんな人なのか?を具体的に考えていきます。

できれば若手が欲しい状況ですが、欠員の補充で人数の確保も必要ですので、ミドル層にもアプロ-チしたいところです。

◆ペルソナ(属性)

埼玉県在住。独身。自家用車がある。
20代~30代のフリーターもしくは無職の男性、実家住みで生活費はかからない。
または50代~60代の技能工現職で、これからも長く働ける職場を探している。

◆ペルソナ(志向性)

内向的だが真面目。コミュニケーションは苦手で不器用なタイプ。不器用さゆえに環境に馴染めなかったり、スタートダッシュが遅れて失敗した経験を持ち、少し自信がない。

自分の世界や好きなことに没頭することはピカイチで、単調でも飽きがこない。割と手先は器用なのでモノづくりが好き。ゲームでは勇者や戦士より、ドワーフの鍛冶屋を選ぶ。コツコツと経験値をためてレベルアップし、得意を極めたい。


■ご提案内容


上記の人物像に対し、原稿に掲載するメッセージを作っていきます。

メッセージ


スタート時のハードルは決して高くないが、最終的に目指すのは「熟練」の領域。この熟練こそ100年続く老舗メーカーの高品質さの根幹。しかし「熟練」にたどり着くには単純作業に対して10年単位で向き合い続ける努力が必要で、誰でもできることではない。

この努力を「やりがい」と捉え、持続力・継続力を保てるのは、自分の世界に没頭できる内向的な志向のアナタだからこそ。そして事実、まさにそのタイプが集まって、熟練の域に達したスペシャリストになっている。

内向的な人が集まるからこそ「密なコミュニケーション」が取り除かれたアナタにとって「居心地の良い」職場であり、望めば、自分がもう無理と思うまで仕事を続けられることを伝える。

上記の内容を伝えることで「この仕事ならできそう」⇒「この仕事をやってみたい」⇒「この職場でやっていきたい」と心理推移させることを狙いました。

掲載媒体


今回設定したターゲットに対し、上記のメッセージを伝えるには、幅広い年齢のユーザーがいて、多くの文章量を記載できるメディアである必要があります。

そこで今回ご利用いただいたのはユーザー数が圧倒的に多い転職サイトの「リクナビNEXT」です。未経験者にも分かりやすく製造工程や、その面白味を伝える必要があったので、リクナビNEXTの中でも情報量がしっかり記載できる「N3」サイズでご掲載頂きました。

お写真も5枚掲載できますので、実際の商品を載せていただいたり、表情も見えないくらいの距離感で、製造現場を撮影していただきました。今回の募集においては、職場の仲間がたくさん写るお写真よりも、あえて無骨で、少し距離を感じるようなお写真こそマッチしていました。


■得られた結果


応募数19件/採用3件(30代・20代・50代)

全員、埼玉在住。職場の雰囲気にマッチする人材を選んで採用していただけました。その後も事業拡大の際には増員募集のお手伝いをしましたが、安定して応募獲得が叶い、非常にお喜びいただけました。


■お得な掲載プランを利用してコスト削減


リクナビNEXTを含めリクルートが発行する求人広告は、広告代理店の営業個人の権限で割引することができません。(リクルートと直接の取引でも同様です)

しかし、多くの採用を計画している企業様や採用難易度の高い職種の採用が必要な企業様など、年間通して求人広告をご掲載している企業様は少しでも採用にかかるコストを抑えたいですよね。 そこでここからは、リクナビネクストを利用して採用コストを抑えるポイントを2つご紹介いたします。

回数券を利用する


正価の約30%引きで回数券を購入することができます。複数職種の募集や育成を分散するために時期をずらして採用したい等の場合には、お得な3回券/6回券/9回券のご購入をおすすめします。

シングルプランを利用する


もう1つのお得なプランが、メディア掲載とダイレクトメッセージ(求人告知メール)がセットになる、シングルプランのお申込みです。

シングルプランにはダイレクトメッセージが300通セットになる「シングルプラン300」と、ダイレクトメッセージが500通セットになる「シングルプラン500」とございます。それぞれ、原稿の無料修正や掲載延長または追加ダイレクトメッセージが選べるおまけもありますので、募集職種やエリアの難易度などにあわせてプランをお選び頂くのがおすすめです。


■まとめ


採用が難しくなってきている昨今ですが、やはり人材不足は事業運営に大きな影響があるかと思います。採用成功を通して、お客様の事業成長を共に目指させていただきます。

◆ 採用や人材に関わるお悩みはアクシアエージェンシーへ


アクシアエージェンシーでは、総合求人広告代理店として全国各地200以上の求人広告を取り扱うだけでなく、人材採用のパートナーとして採用コンサルティング採用代行人材紹介採用HP作成SNS運用などのオウンドメディアリクルーティング、さらに定着・育成支援など、幅広いサービスを展開しています。お客様の人材に関する様々なお悩みに対応することが可能です。

ご相談は無料ですので、採用や人材に関わるお悩みをお抱えの際はぜひお気軽にお問い合わせください。



――――――――――――
編集・執筆/株式会社アクシアエージェンシー CES事業部

リクルート正規代理店/Indeedシルバーパートナー/Googleパートナー
株式会社アクシアエージェンシーのご紹介

総合的な採用支援会社として採用コンサルティング、採用ブランディング、求人広告代理事業、人材紹介、採用代行、スカウト代行、採用HP・動画制作、採用WEB広告、SNS運用、定着支援、育成研修など幅広い事業・サービスを展開。企業のあらゆる採用課題を様々なサービスを活用して解決します。
多くのお客様にご期待いただき、今では全国各地約8640社(※2022年度実績)の採用支援実績があります。新卒、中途、アルバイト、派遣採用のすべての領域で対応可能です。

会社概要 弊社の実績
お問い合わせはこちらから

弊社SNSアカウントのご紹介
Instagram・Facebook・Twitter・Linkedinにて採用ノウハウなど様々な情報を発信しています。ぜひご覧ください!

Facebook   instagram   twitter   twitter

 
  • facebook
  • twitter
  • line
  • mail
  • 印刷
お問合せはこちら