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SNS運用代行の費用相場は?代行を委託するメリット・デメリットや委託先の選び方まで解説




SNSの運用代行とは


SNSの運用代行とは、企業が持つ公式アカウントの運用を代行する外部サービスのことです。

SNSの運用・管理は細々とした作業が多く、成果が出るまでに時間もかかります。そのため「社内のリソースを別の業務に回したい」と考える企業を中心に、SNSの運用代行への関心が高まっています。

また近年は専門業者だけに限らずフリーランス人材への依頼も増えており、サービスや費用の選択肢が豊富になってきているのも関心が高まる一因でしょう。

SNSの運用代行では、具体的に以下のような業務を委託することができます。


◆運用計画・戦略の設定


運用計画・戦略の設定は、SNSの運用によって達成したいことを明確にして、ターゲット(顧客層)に合わせてどのSNSを活用していくかなどを検討する業務です。

SNS運用で何を目指し、自社のどの課題を解決できるかなどを提案するのは、コンサルティング能力が求められます。また、高額なサービスほど詳細に運用計画を設定してくれる傾向にあります。


◆投稿コンテンツの企画・作成


投稿コンテンツの企画・作成は、SNS運用代行のメインの業務といえるでしょう。コンテンツの内容はテキストや動画、イラストなど様々で、SNSの種類によっても活用するコンテンツは異なります。

企画から作成までを代行業者に一任することもできますが、発信するコンテンツは自社のブランドイメージに直結するため、できるだけ広報や人事なども制作に関わることをおすすめします。


◆ユーザーへの対応


投稿に寄せられたコメントへの返信や、自社にまつわる投稿へ「いいね」を送る作業といったユーザー対応も、代行業者に任せられる業務のひとつです。

コメントへの返信を行わない方針の場合は、このサービスをカットして費用をディスカウントするのもよいでしょう。


◆レポート作成


SNSを効果的に運用するためには、投稿したコンテンツによってどのような成果・反応が得られているかを分析する必要があります。代行業者の多くは、こうしたデータをレポートとしてまとめるサービスを提供しています。

なお、低価格帯の運用代行サービスでも、簡易的なレポートを作成してくれる場合があります。


◆キャンペーンの企画・運用


SNS上では、プレゼント企画などによってフォロワーの獲得や情報の拡散などを目指すキャンペーンが盛んに行われています。しかし、こうした企画は実施すれば必ず拡散されるわけではなく、効果的なキャンペーンにするためにはノウハウが必要です。

SNSの運用代行のなかには、SNS上のキャンペーンの企画・運用を得意とする業者が存在しており、マーケティング施策の一環として活用する企業も増えています。


◆リスクマネジメント(炎上対策)


SNSの運用代行の重要な役割としてリスクマネジメントが挙げられ、なかでも炎上対策は企業にとって欠かせない取り組みとなります。

web上の炎上発生件数は右肩上がりで増加しており、シエンプレ株式会社の調査によれば、2019年1,228件、2020年1,415件、2021年1,766件と増加し続けています。
参考:シエンプレ株式会社「デジタル・クライシス白書2023」

炎上の規模によっては億単位の損失が発生する恐れもあるため、リスクマネジメント(炎上対策)の必要性は年々高まっているといえるでしょう。その点で代行業者はSNS運用のプロですので、安心して投稿を任せることができます。

SNS運用代行の費用の相場


SNS運用代行の費用の相場は、委託する業務内容によって大きく異なります。委託する内容を厳選すれば月10万円以下にも抑えられますが、コンサルティングやインフルエンサーの登用などを求めると月50万円以上の費用が必要になることもあります。

以下「月10万円前後」「月20~30万円」「月50万円以上」と3つの金額帯に分けて解説していきます。

◆月10万円前後で依頼したい場合


月10万円前後で依頼する場合は、基本的にひとつの業務のみを任せるかたちとなります。一般的にこの金額帯では、投稿コンテンツの制作の委託が中心です。また、ユーザー対応などの簡単な運用を委託する場合もあります。

この金額帯で委託できる投稿の頻度は、週に1、2回程度の場合がほとんどです。運用の大部分は自社の社員が担うことになるでしょう。

なお、制作するコンテンツの種類によっても金額幅があります。例えばこの金額帯で動画制作を依頼する場合、クオリティ面は期待しないほうがよいでしょう。逆に、自社でテキストや画像などの素材を用意しておき、編集のみを依頼する制作体制を取れば、費用をある程度抑えることができます。

「とりあえず企業アカウントを設置して、様子を見たい」「戦略の立案やデータ分析のリソースはあるのでクリエイティブだけ任せたい」といった企業におすすめの金額帯です。


◆月20~30万円で依頼したい場合


月20~30万円で依頼する場合は、コンテンツ制作からユーザー対応まで一連の運用業務を委託できます。さらにこの金額帯だと、簡単な効果測定(レポート作成)を行ってくれるサービスが増えてきます。

コンテンツ制作だけでなく投稿に寄せられた反応にも対応してもらえるので、自社の社員の手をほとんど動かさずにSNSを運用できます。

一般的にSNS運用代行は、この金額帯のサービスがメインストリームとなっています。「本格的にSNSを運用したいが、リソースやノウハウがない」といった企業におすすめの金額帯です。


◆月50万円以上で依頼したい場合


月50万円で依頼する場合は、SNSにまつわるあらゆる業務を委託するイメージとなります。自社の経営目標や課題を踏まえてSNS運用における目標を設定し、コンテンツの制作から効果測定と改善などが行われます。基本的に、投稿代行の回数にも限度はありません。

またこの金額帯では、インフルエンサーを起用して一気に注目度を上げるといった施策を行う代行業者も存在します。

なお、この金額帯で運用代行を利用する場合は運用を任せっきりにするのではなく、代行業者と密に連携を取って、企画や改善策などを二人三脚で進めていくことがほとんどです。「自社のSNSをブランディング化したい」「SNS採用を実施したい」など、高い運用目標を掲げる企業におすすめの金額帯です。


SNSの運用代行を利用するメリット


SNSの運用代行を利用することで、具体的にどのようなメリットを得ることができるのでしょうか。ここでは、3つのメリットをお伝えします。

社内リソースの確保

SNS運用の代行を活用する一番のメリットは、社内リソースを確保できることでしょう。
SNSの運用には日々の投稿だけでなく、コンテンツ制作や効果測定など様々な作業が必要となります。これらをすべてを社内で実施しようとすれば、多くの社内リソースを割く必要が出てきます。

代行業者を利用することで、自社の生産性を下げることなく、SNSの運用が実現できるようになるわけです。

ノウハウの蓄積

自社にSNS運用のノウハウがない場合、運用代行の業務を間近で確認することでノウハウを学ぶことができます。
外部研修や教材でもSNS運用を学ぶことはできますが、自社のアカウントに合った運用方法を知るには、SNS運用のプロの仕事を見るのが一番です。運用代行とのミーティングでは「この作業にはどんな意図・効果があるのか」といった具合に質問を重ねて、社内にノウハウを蓄積させていきましょう。

安定した運用ができる

企業のSNS運用の失敗として非常に多いのが、更新が途絶えて放置されてしまうことです。
SNSは優れたコンテンツをひとつ公開するよりも、定期的に更新し続けることが重要になります。しかし、日々更新のネタを見つけることは想像以上に難しく、安定したSNSの運用にはかなりのリソースを消費します。その点で運用代行に更新を委託できるメリットは、かなり大きいといえます。


SNSの運用代行を依頼する際のデメリット


SNSの運用代行を依頼する際のデメリットは、大きく2つです。依頼前、依頼終了時のそれぞれに難点がありますので、事前によく把握しておきましょう。

委託先の選定が難しい

運用代行を検討する際、委託先の選定が難しいことが大きなデメリットとなります。

SNSの運用代行は歴史の浅いビジネスですので「ここに委託すれば安心」といった業者を見つけにくいのが現状です。加えて、実態のないアカウントでフォロワー数を水増しするといった悪徳業者も、残念ながら存在しています。

依頼先を選定する際はいくつか候補をピックアップし、相見積もりを取るなどして慎重に検討しましょう。

費用に見合った成果が出るとは限らない

SNSの運用代行を依頼する際のデメリットとして、費用に見合った成果が出るとは限らないことが一番のネックとなるでしょう。

ビジネスに絶対はありませんから、SNSの運用でも成果が出るとは限りません。ただそれ以上に、SNSによる成果は見えにくい性質があります。

多くの企業は「いいねを集める」「フォロワーを増やす」が目的ではなく、その先の「自社サービスの認知度向上」「求人への応募数増加」といったビジネス的な成果を求めているはずです。

しかし、例えばSNS採用を目的に運用するアカウントで「3ヶ月でフォロワーを1万人増やす」という成果を上げたとしても、そのフォロワー増が採用活動の成功に直結するとは限りません。こうした成果の見えにくさについては、あらかじめ経営層などからも了承を得ておく必要があるでしょう。


4つのポイントでわかる委託先の選び方


SNSの運用代行業者は数多くあり、歴史が浅いビジネスであることからも、なかなか信用できる業者を見極めにくいのが現状です。ここでは、4つのポイントから委託先の選び方を解説していきます。

◆ 得意分野


委託先を選ぶ際は、必ずその業者の得意分野を確認しましょう。
SNSの運用代行といっても、すべてのSNSの運用を任せられるわけではありません。SNSはそれぞれユーザーの属性(年齢層など)が違い、投稿するコンテンツ(テキストや動画)についても制作のノウハウは全く異なるからです。

まずは、どのSNSを得意としており、どんなコンテンツ制作に強みがあるのかなどを見比べていきましょう。逆にいえば「なんでも任せてください」と言う運用代行は疑ったほうがよいかもしれません。


◆ 実績


得意分野と合わせて、業者の実績も必須の確認事項です。単に「フォロワー○人増やした」といった表層的な実績ではなく、具体的な施策と定量的な成果を提示してもらうことが理想です。また、同業他社で得られた成果があると、再現性が期待できます。

問い合わせ時にレポート等を提示しない業者は効果測定のノウハウがないだけでなく、フォロワーの水増しなどを行っている可能性もあるので注意しましょう。


◆ セキュリティ面


運用代行を選ぶ際は、必ずセキュリティ面の取り組みについても確認しましょう。
SNS運用に付きまとうリスクとして、アカウントの乗っ取りが挙げられます。アカウントを乗っ取られると、フォロワーの個人情報を収集されるなどして、企業の社会的信用を大きく損なう原因となります。
情報の管理体制などを確認して、自社の情報を預けられる業者なのか見極めなければいけません。


◆ 最低契約期間


SNS運用の施策は成果が出るまでに数ヶ月はかかるため、SNSの運用代行には多くの場合で最低契約期間が設けられています。 そのため、当てられる予算が30万円なのであれば「月10万円で3ヶ月間」といった契約を結ぶ必要があります。

「いくつかコンテンツだけを制作してくれればいい」といった目的で運用代行を検討している場合は、最低契約期間に注意して代行業者を探すとよいでしょう。


まとめ


SNS運用代行の費用の相場は、「月10万円前後」「月20~30万円」「月50万円以上」と3つの金額帯に分けられます。金額帯によって委託できる内容が異なるため、予算やSNS運用の目的、自社のリソースなどから自社にあったサービスを検討しなければいけません。

また代行業者を選ぶ際には、得意分野や実績、セキュリティ面、最低契約期間をチェックすることをおすすめします。「信頼できるサービスなのか」「自社の目的を達成できるサービスなのか」を確かめて、委託先を選定していきましょう。


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編集・執筆/株式会社アクシアエージェンシー マーケティング事業部

リクルート正規代理店/Indeedシルバーパートナー/Googleパートナー
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総合的な採用支援会社として採用コンサルティング、採用ブランディング、求人広告代理事業、人材紹介、採用代行、スカウト代行、採用HP・動画制作、採用WEB広告、SNS運用、定着支援、育成研修など幅広い事業・サービスを展開。企業のあらゆる採用課題を様々なサービスを活用して解決します。
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